香港で新型コロナウイルスに犬が感染

先日「新型コロナウイルスはペットに感染するのでしょうか?」という題名で書かせていただきました。
感染の可能性は低い、という 情報を元にしたものでしたが、犬への感染がNHKによって報じられました。

「香港で犬が感染 飼い主に警戒感強まる 新型コロナウイルス」(NHK)

香港政府は4日夜、新型コロナウイルスへの感染が確認された女性が自宅で飼っていた犬が、低レベルではあるものの、ウイルスに感染していたと明らかにしました。人から犬に感染したとみられるとしています。

この記事でも書かれてますが、まだ確認されたのは世界でこの1例だけです。
過度に警戒はせずとも、愛犬との外出は控える、あるいは人混みや人の多い場所は避けるなどすることも考えた方が良いかもしれませんね。

新型コロナウイルスはペットに感染するのでしょうか?

今や日本どころか世界中で大問題になっている新型コロナウイルスですが、愛犬や愛猫にも感染の可能性があるのか気になるところです。

「新型コロナウイルスはペットに感染するの?獣医師に聞いてみた」

どんなウイルスでも進化する可能性がある。その意味では、感染の可能性を完全に否定することはできません。とはいえ、獣医師会としては、現時点ではペットに感染するとは考えていない(東京都獣医師会理事 中川清志獣医師)

もっと詳しい情報は下記。

「新型コロナウイルス(2019 n-CoV)のペットへの感染について。」

犬のコロナウイルスは犬でのみ、猫のコロナウイルスは、猫でのみ伝染しあう。同様に、2019 n-CoV 新型コロナウイルスは、ヒトの間でのみ、伝染する

AVMA(アメリカ獣医師会)、WSAVA(世界小動物獣医学会)の正式な発表だそうです。

ひと安心ですが、ペットの体に付着するなどして新型コロナウイルスを媒介する可能性はありそうですよね。
愛犬との散歩、あるいは外に出す愛猫では注意に越した事はありません。

猫がゴロゴロ鳴くのには意味がある

ニャンコが口を開けずに鳴く“ゴロゴロ”にはいろんな意味がありました。

「ゴロゴロ音は猫なりのメッセージ」

母猫と子猫のコミュニケーションから始まったとの説です。猫は生後1週間で、母猫のお乳を吸っているときにゴロゴロ鳴き始めます。それは、「ここにいるよ、ちゃんとお乳を飲んでいるよ」と自分の無事を母猫に伝えたいから。ゴロゴロ鳴くと体が振動するので、母猫は横たわってお乳を与えていても、子猫の存在を感じることができます。

この母猫と子猫の関係からか、子猫には安心感を与え、逆に子猫は甘えの表現にもなっているそうです。
ところが別の面もあります。

ですが猫がゴロゴロ鳴くのは、気分のいい時ばかりではありません。体の調子が悪い時や、ケガをして傷ついている時にも、猫はゴロゴロ喉を鳴らしているのがわかっています。それは、ゴロゴロ音の振動によって、自らを落ち着かせようとしているからだと考えられています。

この怪我をしたときなどのゴロゴロにはさらに驚くべき効果があることが分かってきたそうです。

「猫のゴロゴロはメンタルの癒し効果だけでなく、外科治療にも!」

猫のゴロゴロ音の周波数は25ヘルツの低周波です。20~50ヘルツの音は副交感神経を優位にする働きがあります。また、低周波にはハッピーホルモンと言われる「セロトニン」を分泌させる効果もあります。猫のゴロゴロ音には自律神経やホルモンバランスを整える驚きの効果があるのです。
ゴロゴロ音の低くて細かい振動を伴う周波数には人の血圧を下げたり、不安を和らげたり、ストレスをなだめたりする強い効果があるので、免疫力や自然治癒力を高める副作用のない薬とまで言われています。

さらにこの低周波音は、骨の形成を促進するものだそうで、びっくりですね。
以前ワンコによる癒し効果などについては触れてますが、ニャンコもあなどれません。
いずれにせよペットを飼うことで人間も恩恵を受けますから感謝と愛情を持って愛猫と接しましょう。

冬に気をつけたい犬の防寒着

12月に入りまだ暖かい日もありますが、いよいよこの週末から本格的な寒さになるようです。
軽井沢の週間予報を見ると雪マークも。

寒さ対策として愛犬にも服を着せることもあるでしょう。
調べてみました。
次のホームページを参考にしてます。
「寒い日だって快適に!室内外別、犬の防寒対策【獣医師が解説】」(ワンペディア)
「寒い冬。犬に洋服って着せるべき?」(ニッポン放送)
「犬の散歩時に冬服・防寒着は必要?皮膚の乾燥対策は?犬と過ごす冬の寒さ対策」(ポチの幸せ)

まずどんなワンコに必要かです。
寒い国のワンコは寒さに強いのでいらないわけですが他のポイントは下記。

・犬の原産国が暖かい国(メキシコ原産のチワワなど)
・毛が短い犬種(フレンチブルドック、ボストンテリアなど)
・シングルコート(トイプードル、マルチーズ、パピヨン、ヨークシャテリアなど)
・子犬、病中病後の犬、高齢犬

毛が短い犬種は当然暑さ寒さに弱いと分かりますが、単純に毛がフサフサしてるから寒さには強いだろうと判断してはいけませんね。
健康に不安のある子にも防寒対策で服を着せてあげましょう。
個体差もありますので、いずれにせよ寒がってないかよく観察することが必要です。

耳や肉球への注意も必要です。

イタリアン・グレーハウンドは、寒さによって耳が凍傷になることが少なくありません。冬の散歩には、耳をすっぽり覆えるスヌードもマストアイテムのひとつ。

肉球もまた非常に乾燥に弱く、特に冬場などには、ちょっとした衝撃でヒビが入ってしまうこともあります。
乾燥対策としては、湿度を保つため、加湿器や保湿オイル・クリームなどを使うことが挙げられます。

冬の到来。必要にあわせて防寒着着せ、愛犬と快適に過ごしましょう。

ペットフードに関する基本的に知識

ペットフードのパッケージで成分表を確認してますか?
一応確かめるようにはしてるのですが、詳しいわけではないのでなんとなくで安全そうだなあと判断して買い求めています。
人間が食べるものと同じように犬や猫などのペットフードにも基準はあります。
なんか添加物が成分表に記載されているけどだいじょうぶかなあと心配しますが、添加物にも理由はあるそうです。
ペットフードメーカーが会員となっている一般社団法人ペットフード協会(http://www.petfood.or.jp/)が基準を作ってくれたりしています。

ペットフード協会のビジョン

ペットと共に暮らす人々から信頼されるペットフードを提供していくためにペットフードの安全性・品質向上の推進と啓発事業を行うことにより、ペットと人の生活の質を高め、“ペットとの幸せな暮らし”を実現する。

「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(通称ペットフード安全法)」という法律が、平成21年(2009年)の6月1日に施行されたそうですが、ペットフードを製造する事業者はこの法令の遵守が求められています。
ペットフード協会のホームページには、ペットフードに関して知っておいた方がいい情報が整理されて掲載されています。

  • ペットフードの定義
  • ペットフードの種類
  • ペットフードの原材料
  • ペットフードと添加物
  • ペットフードの製造方法
  • ペットフードの給与方法

なんとなく知っていたこともありますが、読んでみるともしかしたら認識が違っていたということもあるかもしれません。
かなりの情報で読むのに時間もかかりますが、知ることが大切かと思います。
知ることが愛犬や愛猫への責任と愛情にもつながることでしょう。