NHK BSで昨夜放映された番組がとてもよかったので紹介させていただきます。
ワンコがオオカミから生まれたのは約3万年前。
エサにありつきたくて人間に近づいたオオカミを人間が受け入れたところからはじまったそうです。
逆に人間は、作物を荒らす動物や家畜を狙う動物を排除するために犬が必要で、いわばそのころからの共存関係。
お互いの生活に切っても切れない関係というのは、実はとても長い歴史を刻んできていたんですね。
さらに最近の研究結果で分かってきたのは、ワンコとの関係は、人間の親子との関係のようなものでもあるという驚くべき事実。
「ヒトとイヌ 絆の秘密」(NHK、視点・論点)
ワンコにじっと見つめられるということはよくあることですよね。
ワンコとお互いに見つめあい、コミュニケーションすることで「オキシトシン」という物質がお互いに分泌するそうです。
そのオキシトシンというホルモンは、
ホルモンは脳の中でも働いて、お母さんの母性を高める作用を持ちます。また相手と親和的な関係を作る、信頼関係を構築する、相手を助ける、などの高い協調的な社会関係性にも関与します。
このようなワンコと人間のコミュニケーション関係は、人間の精神的な面も含めた病の改善にも効果があるとされています。
こういう科学的な裏付けを知ると、ますますワンコと熱い交流をしたくなりますね。
人間の友です。