長野県の“ねずみ”に関係する地名

今年の干支は子、2020年は子年です。
子がなぜ1番目なのか? よく知られていることだと思いますが、Wikipediaには次のようにあります。

神が十二支の動物を決める際、家の門の前に来た順番に決めることにした。牛は動きが遅いからと真っ先に出かけ、一番に門の前についた。しかし、門が開けられる時、牛の頭の上に乗っていた鼠が牛の前に飛び出たので、鼠が一番になったという。なお、猫も十二支に入れてもらおうと準備をしていたが、鼠が集合の日をわざと間違えて教えたので十二支に入ることができなかった。それで今でも猫は鼠を追いかけ回すのだという。

ハムスター

ずる賢いネズミと猫ちゃんの因縁はこんなとこからだったのでしょうか。
さて、長野県でネズミに関係することがないかと調べてみたところ、地名でおもしろいものがありました。
坂城町にあった北国街道鼠宿です。
正式な宿場町ではなかったそうですが、上田宿と坂木宿の間宿(松代藩の私宿)として、また難所で重要だったようです。

ではなぜ鼠宿という名称になったのでしょう。
ネズミが多かったから? というわけではなく、交通の難所で“寝ずの”番が必要だからということ。
でもネズミにまつわるような民話も残されていておもしろいです。

詳しくは下記のホームページなどをご覧下さい。写真なども数多く掲載されており興味深いです。
「北国街道: 鼠宿」(https://www.nagareki.com/kaidou2/zenkouji/nezumi.html)
「交差点の名前が「ねずみ」!?長野県坂城町と上田市でその理由を徹底調査!」(https://yama-gawa.com/?p=537)
「神ネズミと唐猫様」(http://www.kitashinanoji.com/minwa/naganochiku/sakaki/hanashi/kaminezumi-karaneko.html)