宿泊施設の看板犬ランキング3位に斑尾のルイ君

楽天トラベルが実施した宿泊施設の看板犬人気投票というのがあって長野県信濃町斑尾の宿「小さなホテル 風小僧」のルイ君が第3位に選ばれたそうです。

「全国の宿から選んだ!自慢の看板犬ランキングTOP5」

3位には、昨年11位だった長野県「小さなホテル 風小僧」の「ルイ」が順位を上げてランクインした。ルイは山梨県の保護センターから来たミックス犬で、大きな耳と白いソックスを履いたような足が特長。人懐っこい性格で、宿のお出迎え部門の部長を務めている。

ルイ君は風小僧のfacebookで拝見できました。

ミックスだそうですけど、きれいなブラウンで、素敵な環境でのんびりと過ごしているんでしょうか、優しいゆったりとした姿です。
楽天トラベル以外のホームページにもルイ君のことが宿のクチコミに書かれていました。
とてもいい子なんだと思います。
下記、宿の方のコメントを読むと保護犬だったそうです。

山梨県の保護センターからやってきた、ルイ君。シェパードの血が入っていると思われる大きな耳と白いソックスがチャームポイントです。人懐っこく&犬懐っこい性格でお友達が沢山。保護犬周知活動も彼の大事な務めです。

ランキングには他にも長野県の看板犬がたくさんランクインしてます。

6位 春くん(軽井沢 ホテルそよかぜ、軽井沢町)
7位 与六(ヨロク)くん(むね樹ペンション、飯山市)
7位 エマちゃん?(西発哺温泉ホテル、山ノ内町)
11位 ななこちゃん(ペンションビッグフォレスト、木島平村)
13位 大豆(だいず)くん(奥志賀高原ペンション 樹の子、山ノ内町)
19位 ハローちゃん(信州 愛和の森ホテル、伊那市)
20位 ちゃこちゃん(松代ゲストハウス布袋屋、長野市)

犬がいない家族の方でもこういう看板犬のいる宿で犬と触れ合えるというのは宿の魅力にもなることでしょう。
宿を再び訪れた時、もしかしたら覚えてくれてるかもしれません。そんな体験もあったら最高ですね。

アライグマは特定外来生物です

先日東京の赤坂に出没してニュースになってましたのでご覧になった方もいることでしょう。
アライグマが都会の真ん中にいたので驚きですが、ペットとして飼育されていたものでしょうか。
アライグマは特定外来生物に指定されています。

長野県のホームページを見てみましょう。

特定外来生物とは、もともとその地域にいなかったのに、人間活動によって、他の地域からもちこまれた生物(外来生物)のうち、地 域 の自 然 環 境 に大 きな影 響を与えたり、農作物に被害を与えたりするものを法律により『特定外来生物』として指定しています。特定外来生物は、被害を防ぐため、飼養・栽培・保管・運搬・譲渡等は原則禁止されています。

法律で、アライグマは飼育してはいけないわけです。
そして特にアライグマによる被害が大きいのです。

農業被害:果実や野菜類の食害、畜舎でのエサの盗食など
生活被害:家屋(天井裏や床下)への侵入・巣としての利用、ペットや池の鯉の捕食など
生態系への影響:希少水生動物の捕食、在来種との生息環境の競合
その他:文化財の破損、人畜共通感染症の可能性がある

長野県内での目撃例も多いアライグマには各自治体も注意をうながしています。

「特定外来生物について」(長野市)
「特定外来生物アライグマ」(駒ヶ根市)
「アライグマ、ハクビシン、アメリカミンク」(軽井沢町)
「『アライグマ(特定外来生物)』の被害拡大防止について」(宮田村)

アライグマを目撃したり困っている方は自治体に相談しましょう。

長野県の動物の愛護及び管理に関する条例

動物の愛護及び管理に関する条例

長野県に「動物の愛護及び管理に関する条例」というのがあるのをご存知でしょうか。
この条例の目的はその理念を読んでみるとよく分かるかと想います。

少子高齢化社会を迎え、犬や猫などの動物を飼う家庭が増える中、家族の一員、人生の伴侶としての認識が高まり、人も動物も共に生きる仲間であるという考え方が急速に広がっています。
このような背景を踏まえ、基本理念を「人と動物が共生する潤い豊かな社会の実現」と定めています。この理念は、人と同様に動物の命についてもその尊厳を守り、動物の適正な管理や取扱い方を確保することにより、人と動物とのより良い関係づくりを進め、生命尊重、友愛等の情操の涵養を図り、心豊かな社会の実現を目指すものです。

動物と一緒に生活することは豊かな社会の実現につながりますよということですね。
犬やネコと一緒に暮らしている方なら当然のことと思われることでしょう。

飼い主としての責任も明示されています。
罰則もちゃんとあるんですよ。

この条例は、そんな飼い主さん以外も対象としたものです。

人と動物の共生する潤い豊かな社会を実現させるためには、地域において動物を愛護すべきと考える人と動物に対して好意を持たない人との相互理解を深めることが重要です。
また、子どもや若年層をはじめ、県民一人ひとりが動物愛護活動を理解し、協力していく必要があります。

もちろん、飼っていない人との相互理解は必要です。
人間と動物とのよりよい関係を築いて行くための指針となる条例なんだと思います。分かりやすいパンフレットなども掲載されていますので目を通してみてはいかがでしょうか。

長野県、やはり今年はクマの大量出没の年

今年5月に「長野県、今年はクマの出没が多い?」という記事を書いてますが、やはり今年2018年はクマの出没が多い年になっているようです。

「長野のクマ、4年に一度の大量出没? 県は封じ込め作戦」(朝日新聞)

長野県内でクマの出没が増えている。4~6月に里地で目撃された件数は296件にのぼり、前年の2.4倍。

2005年以降、きっちりと4年ごとに大量出没が目撃されているようですよ。
春先からクマはエサが少ないというのを察知しているのでしょうか。自然の不思議な話しではあります。
そして出没が特に増えるのが9月からのようです。

大量出没の年は平均で、9月の目撃件数が平年の5倍以上の600件以上になり、10月、11月も多いまま推移する傾向がある。

間もなく9月です。
山に入るときだけではなく、里山でも注意が必要でしょう。

クマは川に沿って山から里に下りてくるため、川沿いの樹木を伐採し、見通しを良くするのだ。「クマは臆病なので、隠れる木がなくなれば下りてきにくい」(担当者)という。

川沿い、沢沿いが特に気をつける場所だそうです。
これは私も他の方から聞いたことがあります。
逆に言うと人間の近くで隠れているとも言えるでしょう。
愛犬との散歩のときなども、くれぐれもみなさん、注意しましょう。