小諸市動物園の川上犬

小諸市動物園で川上犬と会うことができます。
さくらちゃんは間もなく10才になるそうです。

「『川上犬【さくら】10歳のお誕生日会』を開催します」

写真を見ると、かわいい優しそうな顔をしてますね。
さてその川上犬とは?

川上犬(かわかみいぬ)は、長野県南佐久郡川上村に伝わり、保護育成されている小型日本犬の一種である。信州川上犬とも、川上狼犬ともいう。昭和初期には主に梓山地区で飼われていたため、梓山犬と呼ばれたこともある。秩父犬と同じく(梓山地区から三国峠を越えると秩父市)、ニホンオオカミの血が流れているという伝承がある。柴犬(信州柴)の一種とされる。長野県の天然記念物に指定。(Wikipediaより)

確かに写真だと柴犬ととてもよく似てますよね。
狩猟のためにニホンオオカミが飼いならされたという言い伝えも残っているそうで、川上村の寒冷な気候にも順応し、野性味あふれる運動能力の高い小型犬だそうです。
川上村は標高が高く冬はマイナス20度を下回るようですから犬にとっても過酷な環境でしょう。

さらに詳しくは川上村のホームページをご覧下さい。
「川上犬基礎情報」(川上村)

太平洋戦争の時は食糧難の影響を受け、軍によって撲殺するように命令されたそうで、そのため絶滅の危険があったというのは悲しい話しですね。
そして、長野県の天然記念物なんです。譲り受けて飼うこともできるようですが、そこは天然記念物。希望する方には事前審査があるそうです。

有名で訪れる方も多い懐古園に併設されている小諸市動物園です。
懐古園にいったときに、川上犬のさくらちゃんにも会いに行ってみて下さい。

柴犬と長野県

今や世界的にも人気の犬種である柴犬には長野県が大きく係わっていたようです。

「柴犬のルーツに出会う旅(1)絶滅した石州犬『石』 故郷で再び注目」
「柴犬のルーツに出会う旅(2)系統図の頂点に立つ「強運の犬」」
「柴犬のルーツに出会う旅(3完)“柴の祖犬”の郷里に広がる日本の原風景」

まず柴犬のルーツとされているのは、島根県の石州犬の一頭である「石」という名前がつけらた犬だったそうです。

島根県西部・石見(いわみ)地方の地犬である「石州(せきしゅう)犬」の石(いし)号だ。

その「石」と四国の黒い『コロ』とのあいだに生まれたのが「アカ」
「アカ」の孫が「中」

戦後はアカの孫の『中(なか)』が、信州を舞台に名種犬として活躍。長野県ではその当時、既に地犬がほぼ絶滅していて、『中』と他地域から移入した優秀な犬をかけ合わせて柴の繁殖を盛んに行った。これらが固定された「信州柴」が、現在の柴の系統の主流になっている。

信州柴とは。

柴犬と呼ばれる由来には、いくつか説があります。 野山に自生する低木の総称が柴であったこと、そこが彼らの活動拠点であり、毛色も枯れた柴に似ていたため、柴犬となった。 信州の柴村で多く飼われていた。「柴犬辞典 柴犬の特徴~体・性格・しつけ」より

柴村というのがかつて埴科郡に存在していたそうですが、この説がその通りであれば長野市の松代町ということになりますね。
いずれにせよ信州長野県が柴犬に貢献していたのは事実のようですから、長野県民とするとますます柴犬に愛着を感じてしまいます。

ところでその石州犬は残念ながら病気などで昭和40年代に絶滅したそうです。
柴犬よりも精悍な顔で、猟犬として飼われていたとのこと。

長野県安曇野市の動物病院

長野県安曇野市で開業している動物病院を整理してみましたのでご活用ください。
下記参考に、診療内容などはそれぞれの動物病院にお問い合わせください。

あずみの動物病院
http://azumino-ah.com/
安曇野市豊科4311-1
0263-87-3095

おおにし動物病院
http://www.ohnishi-ah.com/
安曇野市穂高北穂高2177-1
0263-84-0321

おくはら動物病院
http://www17.plala.or.jp/applevet/
安曇野市三郷温2636-1
0263-76-3050

熊井動物病院
安曇野市豊科2566-5
0263-73-3457

とよしなインター動物病院
安曇野市豊科高家3770-51
0263-50-6204

福沢獣医科医院
安曇野市三郷温857-40
0263-77-6632

三沢動物病院
安曇野市穂高865-10
0263-82-8643

やまびこ動物病院
http://www.yamabiko-ah.jp/
安曇野市三郷明盛5040-1
0263-77-1200

リーフ動物病院
https://leaf-animal-hospital.jp/
安曇野市穂高有明10288-6
0263-31-3035