ペットとの生活で人間への健康効果も期待できます

ペットを飼い始める理由は様々でしょうが、ペットは家族の一員となり生活を共にすることで人間によい影響をもたらしてくれることを実感するはずです。
特に健康への効果について獣医さんのコラムが教えてくれます。

「獣医おすすめ!健康効果が高い犬猫ベスト3 ペットと健康寿命の密接な関係」

■身体面
・動物を世話する活動から日常の運動量が増える
・情緒が安定することで免疫系が高まる
・血圧が安定する
・動物に話しかけることで発語の機会が増える

■精神面
・ストレスが緩和
・情緒が安定する
・孤独感が減る
・飼育する責任感から、精神的にメリハリがつく

その理由として上げられている「手触り」「体温」というのにはなるほどなあと納得させられました。
脇に座るうちのワンコをなでてると、とても幸せな気分になり癒されます。
その感覚が健康に結びつくわけですね。

動物にも情緒があり、人間の言葉を理解するために高度なコミュニケーションが成り立ちます。 動物のかわいらしい外見や仕草、ぬくもりからだけでなく、こういったコミュニケーションからも動物から癒しを受けているのです。

またその癒しは精神的なものだけでなく身体的にもメリットがあります。また、そういったふれあいを動物の方も喜ぶものです。 動物を飼い、その健康に注意してあげることで、自分自身の健康や生活習慣を見直すよいきっかけになります。

最近のペットは長寿傾向にあると言われていますが、人間もペットもお互いに心身健康でよい関係を続けられるとよいですね。

高齢者の方には注意事項も解説されているので、これも勉強になります。

最後に健康効果が高いおすすめの犬と猫の種類ベスト3が紹介されてます。
これから飼ってみたいと考えている方は参考にしてみて下さい。
犬は、
1位 トイプードル
2位 ミニチュアダックスフント
3位 ゴールデンレトリバー

猫は、
1位 日本猫(和系雑種)
2位 アメリカンショートヘア
3位 マンチカン

老犬や老猫とできるだけ長く暮らすために気をつけておくこと

老犬・老猫の病気と予防法「想像以上に多い関節の病気。高齢でもできるだけ散歩を」

まずは認知症について。
食事が関係していると考えられており、青魚で人間でも必要と言われているDHAがいいようです。

その結果、不飽和脂肪酸のDHAやEPAが不足し、認知症になるのではないかと考えられています。実際に認知症の犬とそうでない犬の血液を比べてみると、DHAとEPAの濃度が違うことがわかっています。

がんも人間だけのものではありません。
動物の治療も進んでいるようですが、費用もかかります。

人間と同様に、犬や猫も皮膚、内臓、血液、骨など、身体のあらゆる部分にがんができます。治療は抗がん剤などの薬物療法、手術や放射線治療などが主になります。

その他に気をつけたいのは、目の病気、歯の病気、ホルモンの病気、関節の病気や心臓の病気など多種多様。

そして老化のサインは、

白髪が目立つようになる、呼ばれても反応しない、物にぶつかる、口が臭い、抜け毛が増える、お尻が小さくなってくる、体形が変わってくる、息が切れる、イボができる、触れられるのを嫌がる、おもらしをする、目が白くにごる、フケがでる、あまり遊ばなくなる、後ろ足だけ歩幅が狭くなる、立ったり座ったりに時間がかかる。

などだそうです。
人間なら不調や痛みを言葉で訴えられますが、犬や猫は注意深く観察して日頃気にかけている必要がありますね。
愛犬や愛猫のために、できるだけ一緒に長く暮らせるように覚えておきましょう。

愛犬の笑顔を見たことあります?

犬も笑うそうですが、うちのワンコの笑った顔を見たことはありません。
なんだかいつも無表情。
笑った顔を見てみたいのですが、まだ夢はかないません。
困ったなあという顔はよく見ますが…
インターネットなどでも笑う犬の写真はよく見かけます。
笑った顔は可愛いですよね。まるで人間のようですよね。

犬の笑顔にはいくつかの意味があるそうです。

プレイフェイス    : 遊んでいる時や、犬が嬉しい時にする笑顔です。
口角を引くフェイス : 彼方に従います、彼方に敵意はありません。
模倣フェイス     : 人の真似をして笑ってみた顔

人の真似をして笑うというのはおもしろいですね。
ということは人間の笑顔の意味も分かっているのでしょうか。
たぶん分かってるんでしょうね。

うちのワンコはたぶん笑わないのですが、犬種にもよるのでしょうか?
「笑顔の犬たち」というホームページがありました。
笑っている子がたくさん。
コーギーが多いですね。
うちのワンコと同じ犬種の写真はありませんでした。
やはり犬種にもよるのでしょうか。

でも、いつかうちのワンコも笑顔を見せてくれることを期待しています。

ネコの寿命が大幅に伸びることになるそうです

ネコが亡くなる原因のトップは腎不全だそうです。
でもその腎不全がなぜ起こるのか分からなかったようですが、東京大学の宮崎徹教授(疾患生命科学)らの研究チームが解明したというニュースが毎日新聞などで流れています。

腎臓は、血液中の老廃物を尿として排出する役割がある。腎不全はこの機能が働かない状態のことで、尿の通り道となる管内の細胞が死んではがれ、ごみとなって塞いでしまうことが原因となる。猫の場合は5~6歳で急性の腎不全になることが多く、そのうち5~7割が改善せずに、慢性腎不全のため15歳程度で死ぬという。

人やマウスでは、急性の腎不全になった場合、血液中に固まって浮遊しているたんぱく質「AIM」が活性化し、ごみの排除に関わって腎機能を改善させるが、猫の場合は、AIMが急性腎不全になっても働かないことを研究チームは発見した。このたんぱく質の働きを利用した薬の開発が進められており、猫だけでなく人への応用も期待される。

あとは薬を開発すればいいので、あと数年もすればその薬を使用できるようになるようですよ。
かわいいネコちゃんとすごせる時間が増えますね。

「世界動物の日」と「動物愛護週間」

10月4日は、「世界動物の日」です。
wikipediaを引用すると「世界動物の日」とは次の通り。

世界動物の日(せかいどうぶつのひ、World Animal Day)とは、動物愛護・動物保護のための世界的な記念日である。毎年10月4日。この日には、世界各地で動物愛護・動物保護のための様々な活動が行われる。

世界動物の日は1931年にイタリア・フィレンツェで開かれた「国際動物保護会議」で制定された10月4日が選ばれたのは、この日がアッシジのフランチェスコの聖名祝日であるためである。アッシジのフランチェスコは、神の前では人も動物も、あらゆる神の被造物は神を父とする兄弟姉妹であり、平等であると説いた。世界の多くの教会では、10月4日に近い日曜日に動物のための祝福を行う。

今から80年以上前に動物愛護の必要性が問われていたようですね。
犬と人間の関係が太古からであることは考古学の研究からなどで明らかになっていることなので、何もキリスト教だけではなく人類にとって動物との共存はますますあたりまえとして考えられるようになっているはずです。

それに先立つ毎年9月20日から26日は、日本の法律「動物の愛護及び管理に関する法律」で定められた動物愛護週間。
2013年に施行された改正動物愛護管理法では、飼い主の努力義務として飼育するペットを終生飼養することが定められています。

無責任な飼い主による飼育放棄や迷子、所有者がいなかったりして自治体の動物愛護センター等に引き取られた犬猫の数は、全国で約15万頭にものぼっています。

愛護の啓蒙の一方で軽い気持ちでペットの飼育をはじめ、やはり難しいということなどで放棄する飼い主も多くなっているわけで飼育に対する責任というのも重要なことになっていると思います。