子年から丑年へ

今年も残すところあと数日。
新型コロナウイルスは人々に大きな影響を与えています。
このスタッフブログでも書きましたが、間接的にはペットにも影響が出ています。
長野県内でも感染される方が後を断ちません。
早く収束して欲しいところですが、今しばらくは注意をする生活を続けなければなりませんね。

今年は子年でした。
牛の頭の上に乗っていたネズミが飛び降りて1番になったので十二支はネズミからはじまるなどという話もありますが、十二支のひとつ目の年だったわけですね。
来年は丑年です。
長野県で牛でまず思い浮かぶのが「牛に引かれて善光寺参り」
全国的に知られたフレーズでしょう。
そのいわれは善光寺の公式ホームページをご覧ください。

「善光寺法話 第1回 牛に引かれて善光寺参り」(善光寺)

信心のない女性にも、如来さまはお慈悲をかけ、導いてくださるということを説いています。阿弥陀如来さまの脇侍の観音菩薩さまが牛に化したというのは、まさに観音菩薩が阿弥陀如来さまのお使いとなって善光寺に導いたということなのでしょう。

そのお婆さんを牛になって連れて行ったのが小諸市 釈尊寺の布引観音なんですね。
結構な距離があります。
高速道路を使えば車で1時間かからないでしょうが、牛歩ではいったい何日かかるんでしょう。
ふたつの寺を結ぶおもしろい伝説。
丑年とこの伝説によってお参りする人が増えるかどうかは分かりません。

安曇野出身の女性が作る愛猫のエンブレム

飼っている猫そっくりなものを作ってくれるサービスは色々あると思いますが、今回ご紹介するのは安曇野出身の女性。
実家の母が保護した猫、ベルちゃんをきっかけに考えてエンブレムなんです。

「「猫のためにできること」をしたいと願った 刺繍作家が手がける「猫の出身がわかるエンブレム」制作秘話」

野良猫、地域猫などの野外で暮らす猫たちのこと、猫の繁殖や流通に関すること、飼い猫の飼育環境…猫を取り巻く環境にはさまざまな問題があります。でも、それぞれの問題について詳細に語れるほどの経験や知識も私にはありませんし、いち猫刺繍作家として届けられるメッセージには限界があります。
猫を愛する方の活動や、飼い主さんの声を広く伝えるにはどうしたらいいだろうと思案した結果、飼い主さん自身に語ってもらうのが一番効果があるのではないかと閃きました

そこで作り始めたのが、猫の出身がわかる「猫のエンブレム」

クラウドファンディング「みんなで猫との出会いを語ろう!猫の名前と出身入りの刺繍エンブレム」で賛同者を募り、見事目標達成。88名の方からの支援がありました。
思いはこのクラウドファンディングのページをご覧になるとよく分かるかと思います。

猫を愛する気持ちと、たくさんの猫に幸せになって欲しいという気持ちを、愛猫との出会いのエピソードと一緒に発信してほしい。

エンブレムの刺繍がとても素敵です。
猫ちゃんそれぞれの顔、下には名前、そして上には出身(あるいはメッセージ)。
既にクラウドファンディングは終わってますが、個別のオーダーも予定されているようですよ。

猫が鳴くのは人とのコミュニケーションのため

犬派なので猫の事を知らなかったのですが、猫のニャーは、人に話かけるための行動なんですね。

「なぜネコは人間に「ニャー」と鳴いてくるのか?」

ネコがマーキングによってコミュニケーションをとる一方で、人間はネコほど嗅覚が発達した生き物ではありません。こうしたことから、ネコは人間相手には鳴き声を使ったほうがエサなどの望むモノが得られる可能性が高いと家畜化の過程で学習した

猫派の皆さんには当たり前のことかもしれませんが、意外に驚きました。
いつもニャーニャー言ってるんだと思い込んでました。
アピールのためという事でしょうが、さらに野良ちゃんと飼い猫ちゃんでは違うんだそうです。

野良ネコは「人間や人形、犬などに対して無差別にうなり声をあげる」一方、飼いネコは「人間相手の場合でしか鳴き声をあげず、人間相手の場合はうなり声ではなくニャーと鳴く上、鳴く頻度も高い」ことを確認し、「人間と暮らすことで、鳴き声で人間の注意を引くことを学習している可能性がある」

猫とのコミュニケーション、愛猫がにゃーと言ったら、どうしたのかなと見てやる、何を望んでいるのか確認してやるのが大切ですね。

小諸市が小諸市動物園のリニューアルで#ふるさと納税8億円アイデアに立候補

株式会社ZOZOの創業者である前澤友作氏が11月19日8億円を自治体に寄付しますとツイッターで発表しました。

これに手を挙げたのが小諸市長。

あと6年で100周年を迎える小諸市動物園のリニューアル資金として使わせて欲しいとの事。
全国で5番目に古い動物園だったんですね。
いろいろ工夫がされて楽しみ方も多様化している昨今の動物園ですが、確かに小諸市動物園は失礼ながら設備が古めかしいと感じていました。
ライオンのナナちゃんのためにも、川上犬のさくらのためにも採用されるといいですね。
小諸市民の皆さんも応援しましょう。

保護犬として初の「ファーストドッグ」誕生

米大統領の夫人がファーストレディなら、米大統領の愛犬は「ファーストドッグ」だそうです。

「保護犬として初の「ファーストドッグ」が!ジョー・バイデン候補の当確で」

2人は「チャンプ」と「メジャー」という名前の2匹のジャーマンシェパードを飼っており、バイデン次期大統領が2021年1月に正式にホワイトハウスの執務室に入れば、2匹がファーストドッグとなる。また、メジャーはホワイトハウス史上初めての保護犬出身のファーストドッグにもなるという。

メジャーは動物愛護協会から引き取ったそうなので話題になっています。
以前ハリウッド映画で名演技を見せてくれた犬がそうだったようにアメリカではごく当たり前のようになっていますね。
日本でも、私たちの長野県でも犬や猫を保護して新しい親と結びつけてくれる活動を身近になってきてます。
そういう活動をされている方にも励みになるのではないでしょうか。

余談ですが、トランプ大統領は異例だったそうです。

2016年に第45代大統領に就任したドナルド・トランプ現大統領は犬を飼っておらず、今回の大統領選で続投を目指していた共和党候補のトランプ氏は約120年ぶりにファーストドッグのいない大統領となった。