かつて人間のしつけは“しかること”でしたが、欧米では“ほめる”という違いが分かってから日本でも子供をほめて伸ばすという方向になりつつあるように思います。
犬でもそうではないでしょうか。
もちろんよくない行動をした時にはしからなければ犬も悪いことだと理解できないのでやるべきですが、よい行動をしたときにはどんどんほめるのがいいですよね。
「知っておきたい犬のほめ方 言葉は一つに統一、明るく、ごほうびも」によると、ほめるときの言葉を決め、口調も意識することが大切だそうです。
犬も賢いですから確かにこの2点を意識していればコミュニケーションはとれそうです。
それと、ほめるタイミングも重要とのこと。
・人が困ることをやめた
・引っ張らずに歩いている
・寄り添ってくつろぐ
・犬から遊びを誘ってきた
・号令に従ってオスワリした
・散歩の時に飼い主を見る
もちろん、しばらく経ってからほえてもワンコにするとなんのこっちゃとなるでしょうから、すぐにほめてやり、何に対してほめたのかも理解できるようにしなければなりません。
しかるしつけは良くないという意見もあります。
体罰など「叱る」手法を用いては、その犬にネガティブな感情を与え、「逃避・攻撃・無気力」などのリスクを背負わせてしまいます
ほめるというコミュニケーションで犬との信頼関係も築きあげられ素敵な関係になることでしょう。