小諸市の施設で駆除した鹿をペットフードに活用


長野県はニホンジカの食害が深刻です。
小諸市では、2014年度に136頭、2015年度に220頭のシカが駆除されていますが、ジビエ料理のメッカ長野県でもほとんどは山中に埋葬されていたそうです。
そこで小諸市では「市野生鳥獣食品化施設」を新設し、解体加工、安全性を確認した上で真空パックしペットフードメーカーに販売しているとのこと。

「害獣として駆除した鹿肉でペットフード、一部はジビエに」

鹿の肉は人間の食肉としても健康的だとして評価されています。
その鹿肉がペットフードとして活用してもらえば、自然環境にもペットの健康にもよいということになるでしょう。
ニホンジカによる森林環境への悪影響は抑えていかなければなりませんので、ニホンジカにはかわいそうなことかもしれませんが、長野県としては小諸市以外にもこういう取り組みは広がっていくことが必要なのではないかと思います。