長野県の動物の愛護及び管理に関する条例


動物の愛護及び管理に関する条例

長野県に「動物の愛護及び管理に関する条例」というのがあるのをご存知でしょうか。
この条例の目的はその理念を読んでみるとよく分かるかと想います。

少子高齢化社会を迎え、犬や猫などの動物を飼う家庭が増える中、家族の一員、人生の伴侶としての認識が高まり、人も動物も共に生きる仲間であるという考え方が急速に広がっています。
このような背景を踏まえ、基本理念を「人と動物が共生する潤い豊かな社会の実現」と定めています。この理念は、人と同様に動物の命についてもその尊厳を守り、動物の適正な管理や取扱い方を確保することにより、人と動物とのより良い関係づくりを進め、生命尊重、友愛等の情操の涵養を図り、心豊かな社会の実現を目指すものです。

動物と一緒に生活することは豊かな社会の実現につながりますよということですね。
犬やネコと一緒に暮らしている方なら当然のことと思われることでしょう。

飼い主としての責任も明示されています。
罰則もちゃんとあるんですよ。

この条例は、そんな飼い主さん以外も対象としたものです。

人と動物の共生する潤い豊かな社会を実現させるためには、地域において動物を愛護すべきと考える人と動物に対して好意を持たない人との相互理解を深めることが重要です。
また、子どもや若年層をはじめ、県民一人ひとりが動物愛護活動を理解し、協力していく必要があります。

もちろん、飼っていない人との相互理解は必要です。
人間と動物とのよりよい関係を築いて行くための指針となる条例なんだと思います。分かりやすいパンフレットなども掲載されていますので目を通してみてはいかがでしょうか。