猫の写真の取り方


猫ちゃんブームのせいだけではないと思いますが、インターネットに流れる投稿などを見ていると実にペット、特に猫に関するものが多いように思います。
動画も多くなってますが、かわいい表情などを撮影した写真に惹かれますよね。
インスタグラムでハッシュタグの数を調べてみると、「#猫」は2千万件を超えてます!「#犬」はその半分。いかに猫ちゃんの写真が撮影されてSNSなどで流れているか分かります。
猫ちゃんを撮影するテクニックについて、動物写真家・岩合光昭さんが講演会で話された内容が参考になりそうです。

「動物写真家・岩合光昭が語る、猫の撮り方」(http://ilove.cat/ja/2622)

いくつか引用させていただきます。

ブラッシングをしてあげましょう。健康状態がいいことはもちろん、目のゴミを取ってあげたり。モデルさんがお化粧をするように、猫も整えてあげるんです。メス猫であれば美人に撮ってあげたいですし、オス猫であれば凛々しい表情が見たいですよね。それが生き生きとした表情になる、大切なポイントです。よく黒目が大きい方が可愛いといいますが、僕はそんなに気にしていない。猫はどんな表情をしていても100パーセント可愛いんです(笑)。

ブラッシングや目のゴミを取ってあげるというようなことはコミュニケーションですよね。
猫ちゃんとのより通じ合える関係がそのまま写真にも表現されるのではないでしょうか。

猫によって、振り向かせかたは様々です。例えば夕暮れの暗くなっている時は、シャッタースピードが遅いので、猫が動くとブレてしまう。そういう時は“ハイ、息を吸って〜、止めて!”と、掛け声をかける。そのタイミングでシャッターを押します。語りかけると、猫にはきちんと伝わるんですよ。

写真慣れしてくれば猫ちゃんも意識してあわせてくれるのかな。
表情やポーズも決めてくれると最高ですね。

携帯電話のカメラ機能で十分です。ただ、望遠レンズがないと猫に近づかないといけないので、外で撮影するには一眼レフを使うのはいいかもしれませんね。一緒に暮らしている場合は、大きなカメラを構えてしまうと嫌がってしまうので、普段からカメラが目につくような位置に置いておくことが必要です。カメラが怖くない物だと慣れさせてから、シャッターを押すといいですね。

この講演会は2011年。
そこからさらにスマホは進化してます。
まずはスマホで十分でしょう。

さああなたもインスタグラムで愛猫の写真をみんなに見てもらいましょう。
猫の種類や英語でもハッシュタグを付けると、より多くの人に伝わりますよ。