犬や猫の健康に地域も関係しているのかもしれないという記事がありました。
「育つ環境で寿命が変わる!?地域別ペットの健康度ランキング」(http://petomorrow.jp/news_dog/37354)
ペットの健康というのは個々の体や生活スタイルのみに関係するのではなく、気候風土や、医療関連が整備されているか、通いやすい場所に病院があるか、生活環境、飼い主の経済面、飼い主との関係性なども影響してくる。人の場合、健康格差が広がってきており、その差を縮めることが重要と言われているが、格差が生じるには地域差も要因の1つとなる。
例えば、アメリカでは、モンタナ州、ネブラスカ州、コロラド州の順で健康度が高く、逆にルイジアナ州、アラバマ州、ミシシッピー州で低いという調査結果があるそうです。
さて日本ではどうかなのですが、6年前にアニコム損害保険株式会社が行った調査で都道府県別の10歳以上の動物が占める割合を元に推定してみたそうです。
おもしろいことに人間の平均寿命と同じような結果だったそうで、ペットと人間に共通した上位の都道府県は、沖縄県・島根県・岡山県・京都府・福井県・長野県・神奈川県。
長野県入ってます。
このスタッフブログで長野県内各市町村の動物病院を調べてもいますが、長野県や京都府のような都会のように動物病院は多くないはずです。
そうするとやはり考えられる要因は環境の良さではないかということです。
一方住環境ばかりをあてにしていてもいけないのは当然であり、この記事では次のように締めくくられています。
いずれにしても、確かに生活しやすい風土、環境をもった地域というのはあり、それが健康にもいい影響を与えると思うが、私たちがペットの健康のためにしてあげられることは、健康管理や食事、運動などに気配りし、互いの関係性を深めるということに尽きるだろう。
そのとおりですね。