人間とネコの関係はいつからなんでしょうか


犬よりはちょっとクールなネコですが、犬のように人間との関係で一緒に生活するようになってはずです。
ではいつごろから仲良くなったのか、化石のDNAで分かったきたそうです。

「人は1万年前ネコを手なづけた?最新研究にみるイエネコ家畜化起源の謎(上)」(https://thepage.jp/detail/20170706-00000007-wordleaf

1. イエネコの起源は約1万年前。
2.地理的にアフリカ北東部(現在のエジプト一帯)からアラビア半島西部周辺にあったと考えられる農村で起こった。
3.現生のネコの仲間で最もイエネコと近縁なのは(ヨーロッパ)ヤマネコ属の中の「リビアヤマネコ」という亜種だ。
4.イエネコはネズミなどの駆除、および遠ざける目的で人間に飼われはじめた。

最古のイエネコの骨は、約9500年前の地中海最東部に位置するキプロス島の遺跡地から見つかったとか。
でも、ネコとの関係が決定的になったのは古代エジプトで、ピラミッドなどの壁画に多数書かれていることからも分かりやすいですね。
ではなぜネコを飼うようになったのでしょうか。
それは、農耕によって保管する穀物をネズミから守るためです。
現代では家の作りがしっかりしているので、ネズミが家の中を走り回るなどまず無くなってると思いますが、明治時代以降でもネズミはやっかいだったはずです。
そんな本能は脈々と受け継がれ、今でもどこからかネズミを捕まえてもどってくる猫ちゃんもいるのではないでしょうか。
とはいえ人間の生活環境は変わったわけですから、それにあったネコとの関係を楽しむのでもちろんいいわけですよね。