ペットの防災対策を考えてみましょう


2017年3月11日は東日本大震災から6年になりました。
震災の後の避難生活とペットととの関係は報道もされましたしご存知の方も多いでしょう。
いつ自分と愛犬、愛猫に起こるか分からないわけですからできる防災対策は行っておくことが望まれます。

アイペット損害保険が「ペットのための防災対策に関する調査」の結果を発表しているので参考にしてみましょう。

「ペットのために何かしらの防災対策を講じている飼い主は56.9%」
回答者の半分以上は対策をしていると答えています。ただし、犬と猫では大きく異なります。
猫では対策をしていないという方がしている方よりも多いという結果です。
防災対策の内容を見ればその理由がよく分かります。
犬で第1位は「しつけ」。待てやおすわりが避難生活では重要だとの考えですね。その点で猫は難しいからということでしょう。

その次の対策は似通ってます。「クレートやケージに入れることに慣れさせている」「ペット用の防災グッズを揃えている」
これは犬でも猫でも、そして飼い主としてもできることですよね。
防災グッズとして備えているものは「フードやおやつ、飲料水」「トイレ用品」「ブランケット」「ゲージ」と続きます。
今後備えたいもののなかで経験してないと分からないようなものとして「靴」というのがあります。がれきやガラスなど地面には危険なものが散らばりますから素足のペットには確かに必要になりますね。

環境省は、東日本大震災等の経験を踏まえて「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」というものをまとめてくれてます。
備えのために一読して参考にしたいものです。