ペットにも“香害”の危険性


香りというのは人によって感じ方が異なるだけではなく不快感を感じさせることがあります。
昨今の洗剤は香りを宣伝文句にしてるものがありますが、3人にひとりは不快に感じるという調査結果も。
不快感だけですめばいいけどペットにとっては健康を害する危険性があるそうです。
人間よりも

「ペットのインコが「アロマ」で急死… 注意喚起ツイートに反響、獣医も危険性を指摘」

埼玉県内の動物病院院長によれば、

鳥によって個体差はありますが、アロマを焚くことで中毒死や呼吸不全を起こす恐れはあります

この記事の発端はアロマでインコを亡くした女性がSNSで発信したものからで、

アロマを焚き始めてから1週間後の24日、インコの体調が急変した。どんどん動きが鈍くなり、食事もあまりとらなくなった。女性は25日に動物病院に連れて行ったが、風邪ではないかと診断され、ただ安静にさせるようにとの指示を受けたという。その後、女性が愛鳥の死因について考えたところ、心当たりがあったのはアロマディフューザーを使い始めたことだけだった。そこで改めて調べたところ、アロマが小鳥にとって有害な可能性があるとの情報を知ったという。

とのことです。

先の院長によれば、

(1)アロマオイルの成分そのものにより中毒を起こす恐れ
(2)ディフューザー自体が汚い場合、カビなどを部屋中に撒いてしまうケースがあり、肺炎などを起こす恐れ
(3)臭いが体質と合わない場合、呼吸器不全を起こす恐れ
の3つの危険性が考えられる

そういえばペット用の蚊取り線香というのがありますね。
人間には快適さを提供する香りがペットなど動物にとっては毒にもなりかねないわけなので、注意が必要です。