ニャーニャ、14年もの長い時間一緒にいてくれて本当にありがとう。
初めて会った時はガリガリに痩せたハナタレっ子だったけど、すごい食いしん坊でびっくりしたよ。
みるみるうちに大きくなって、ヤンチャで家中を走り回って廊下をすべったり階段につまづいたりしてみんなを笑わせてくれたね。
甘えん坊で毎日一緒に眠ってくれた。寂しい気持ちや悲しい気持ちのときはいつもそっとそばにいてくれた。
息子に追いかけ回されてもマフラーみたいに首に巻かれてもぜんぜん怒らなかったね。
おうちに遊びにくる人みんなに優しくて、みんながニャーニャのことが大好きでした。
お話するみたいによくお返事してくれて、お客さんはみんななんて可愛い猫ちゃんって言ってたね。
お年寄りになって病院通いをしているときも、色んな人が「素敵な猫ちゃんね、良い子ね、ハンサムさん」って褒めてくれたね。
具合が悪くなっても毎日チビちゃんに挨拶のキスをしてくれたね。チビちゃんはまだ君を探してないてる。
私たちも君がふとあらわれるんじゃないかって思ってしまうたびに悲しくなったりしてる。
君のいない生活になれるまではまだしばらくかかりそう。
おうちにとても素敵な葬儀屋さんがやってきてくれて、病院の先生たちがお花を贈ってくれたりして少し気持ちの整理ができました。
お葬式の日、ずっと雨だったのが嘘みたいにとても良いお天気だった。
君のお骨は、ヤンチャだっただけあって、とても綺麗で立派だった。
最後まで君はとても素敵で、こんな素晴らしい子のママだったんだって思ったら、お日様の下で私は、なんだか誇らしいみたいな気持になったんだ。
ニャーニャ、君は本当に素敵な猫ちゃん。優しくておりこうさんで綺麗なハンサムさん。
いつまでも忘れないよ。いつまでも大好きです。
たくさんの素敵な時間を本当にありがとう。またいつか会いましょう。
ニャーニャのママ(長野県千曲市)