ペットとの思い出。ありがとうを伝えたい。

ずーーっとアイシテルヨ


そらちゃんは一週間前、うずらの四十九日目に逝ってしまった。
爺ちゃんこだったうーちゃんが、爺ちゃんの跡を追いかけるようにしていなくなってからずっと二人で寂しさを乗り越えていたのに。
うーちゃんが18歳。そらちゃんは20歳。
仕方ないね。歳には勝てなかった…。
一週間たってやっと、この子達の居ない事に慣れてきたよ。
そらちゃんは男の子で、去勢したら8,6㌔の巨体になった。
とても甘えたさんで、いつも私にくっついていた。
そのくせ抱っこは苦手で、人間を座布団にするのは得意で。
私がキッチンにいれば忍び足で寄ってきて、静か〜に足元に座っているから何度も尻尾を踏んでしまう。
その度にギャアってお腹ゆらしながら走り去り、どっかの家政婦みたいに扉の外から覗いてて。
忘れ!られないよあの顔。今でも鮮明に浮かぶ。
玄関を開けた時のトラックが突進してくるようなお迎えとか。
御飯の催促の大騒ぎ。
トイレのあとのハイテンション。
窓辺でうーちゃんと卍になって日向ぼっこ。
尻尾の付け根をボンボンすると気持ちよくなって、私の手を口と手で掴んでからの猫キック10連発。
毎日笑わせてもらったり、ホッコリしたり。
生キズが絶えなかったり。
家のどこを見ても姿が浮かんでくる。
可愛かったな〜ふたりとも 今は思い出してボーッとするばかり。
毛むくじゃらの子どもたち、無事にあっちで会えるといいな。
うちの家族になってくれてありがとう。
生まれてきてくれてありがとう。
生まれ変わったらまた家においで。
ずーーーっとアイシテルヨ

まめ(長野県佐久市)

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