初めて会ったのは、3年前の3月でした。夜の9:00すぎ。
車にはねられて、血を吐きながら道路の真ん中に座り込んでいたグーちゃん。
あちこちに電話してやっと診てもらえる病院を見つけました。
あご、右目の下の骨が折れていて重傷でした。
そのままだったら死んでいたと言われ6時間半という長い時間の手術にもたえて、1か月ほど入院し、飼い主さんを探したけど見つからずわが家に迎えました。
名前はドイツ語で“幸運”という意味の「グリュック」(グーちゃん)と名付け、ダックス2匹、チワワ1匹と一緒の生活を送ることになりました。
楽しい生活も2年8か月がすぎ、保護した時から持っていた白血病を発症してしまいました。
抗がん剤を投与してもらい“寛解です”と言われて安心していたのもつかの間、2か月半後には再発。
先生には「きびしい状況です」と言われました。
吐き止めとステロイド剤を投与してもらい1か月間がんばりました。
最後は水も飲めない状態なのに、なでてあげると顔を上げてゴロゴロと答えてくれましたね。
がんばってがんばって生きたグーちゃん。
生まれかわったら今度は健康な体でまた戻っておいで。待ってるよ。
グーちゃんの家族♡(長野県小諸市)